日本酒の消費量が減ると、こうなります。
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2013-07-05 15:53:07
カテゴリー:日本酒ニュース
こんにちは。
日本酒アンバサダー@大森慎(おおもりまこと)です。
世の中には、光と影が存在します。
もちろん、日本酒業界にも
明るいニュースと
そうでないニュースがあります。
先日、毎日新聞で
こんなニュースを目にしました。
「 <灘>最後の木造酒蔵がピンチ
競売で不動産会社が落札 」
日本酒最大の生産地、
兵庫県の灘五郷という地域にある
国の登録有形文化財にも指定されている
泉勇之介商店さんの酒蔵が、
借入金がかさんだことが理由で
物件が競売にかけられ、
不動産会社が落札したそうです。
このあたりは住宅地ということで、
おそらくこの物件は更地になり、
今後は住宅地になる可能性が高いとのこと。
1995年の阪神大震災で
唯一残った木造の酒蔵ということでしたが、
日本酒消費量の低下により経営不振、
このような結果となってしまいました。
長い歴史を歩んできたこの酒蔵には
きっと素晴らしい乳酸菌が住み着き、
それが美味しいお酒をつくっていたことでしょう。
それが一切つくれなくなること
生まれ育ったものがなくなってしまうこと
歴史を途絶えさせてしまったことは
本当に残念であり無念でならないことと存じます。
ピーク時には4000もあった日本の酒蔵は、
いまや1000以下とされています。
日本人のあなたはこれをどう考えますか?
昔は、お酒を飲むと言えば
日本酒を飲むことが当たり前でした。
しかし今はどうでしょうか。
日本が戦争に負け、学校給食から
アメリカによる食の支配が始まり、
日本の食卓が洋食化・欧米化していきました。
そして今やビール・ワインが当たり前の時代です。
他のお酒もおいしいですが、
日本人なら積極的に日本酒を飲みましょうよ。
これ以上、日本の歴史を衰退させてはなりません。
日本人よ、今こそ日本酒を飲め!
日本人が当たり前に飲んでいた日本酒、
これを現代でも当たり前にしたい。
そんな想いで、これからも
情報を発信してまいりますので、
宜しくお願い致します。
ということで、今回は
日本酒業界のちょっとネガティブな
ニュースをお伝えしました。
それでは今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました(^-^)
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