日本酒の専門用語、あなたはいくつ知ってますか?
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2013-07-19 19:15:42
カテゴリー:日本酒用語解説
こんにちは。
日本酒アンバサダー@大森慎(おおもりまこと)です。
突然ですが、
本日おすすめの日本酒はこちらです!
って、仮に
このお酒を出されたとします。
ラベルの内容、理解できますか?
おそらく、ほとんどの方が
お分かりにならないと思います。
私はもともと日本酒が好きで
興味があって自主的に覚えたのですが、
普通はご存知なくて当然ですよね。
日本酒って専門用語が多すぎるんです。
日本人なのに日本酒のことを知らない
ということが問題なのではありません。
日本人に日本のお酒について教える環境が
備わっていないということが問題なのです。
個人的には学校の授業で教えても
いいと思うんですけどね(笑)
そういう場が無いのなら、
私がこの場でお教えします!
ということで今回は、
日本酒の専門用語についてご説明を
させて頂きたいと思いますので、
宜しくお願い致します。
では上から順にいきます。
・亀泉
こちらは高知県土佐市にある
亀泉酒造さんの日本酒です。
・純米吟醸
これはブログで何回も説明していますね。
精米歩合60%以下の(お米を40%以上磨いた)
お米と米麹のみで作られたお酒の名称です。
・原酒
これ意外と知られていませんが、
実は日本酒は、出来上がるとお水を加えます。
アルコール度数や香味を調整するためです。
この加水を一切しないものが原酒です。
氷を入れてロックでも楽しめる日本酒ですね。
・酵母
糖分をアルコールと炭酸ガスに分解する微生物のことです。
自然界に多く生息しており、
ビールやワイン、パンなど用途によって使い分けられます。
CEL-24とはその酵母の種類の1つです。
・アルコール
これはご存知ですよね。
水100に対して
アルコールが14.2%を占める
ということです。
・日本酒度
これは日本酒の甘辛を示す目安となる数値です。
糖分が多いと液体は下に沈みますよね。
水を0として、甘口がマイナス、辛口がプラスとなります。
よってこのお酒は甘口ということになります。
味覚や感じ方は人それぞれなので、
あくまで「目安」
ということを覚えておいてください。
・酸度
これは日本酒に含まれる酸の量を表したものです。
乳酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸のことですね。
この数値が高いと濃醇で辛く、低いと淡麗で甘い
とされています。これもあくまで目安です。
・アミノ酸(アミノ酸度)
日本酒には100種類以上のアミノ酸が含まれています。
そのアミノ酸の量を表したものがアミノ酸度です。
必要以上に多いと雑味の原因になりますが、
少なければ軽快な飲み口になると言われています。
・製造年月日
これも意外と知られていませんが、
日本酒における製造年月日とは、
瓶詰めをして出荷する日のことを指します。
なので、たとえば2010年3月にお酒をつくり、
3年間貯蔵して寝かせていま出荷するとなると、
製造年月日は2013年7月となるのです。
理由はわかりませんが、法律で決められています。
以上で、この日本酒についての
用語解説は終了です。
いかがでしたか?
日本酒についてまだまだ分からないことが
たくさんあると思いますが、
このブログを通じて少しでも日本酒に
詳しくなってもらえたら嬉しいです。
それでは今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました(^-^)
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